お金のガイド ── 住宅

ペアローンの注意点・落とし穴|共働き夫婦が知っておくこと

文:手取りの番人(元・大手保険会社の営業)3分で読めます

共働き夫婦が住宅を買うとき、有力な選択肢がペアローン(夫婦がそれぞれローンを組む方式)です。借入可能額が増える一方、見落とすと後で困る落とし穴もあります。この記事では、メリットと注意点を一般情報として整理します。

本記事は一般的な情報提供です。具体的な資金計画・商品条件は金融機関にご確認ください。

ペアローンのメリット

  • 借入可能額が増えやすい(二人の収入をベースにできる)
  • 二人ともが住宅ローン控除を受けられる(それぞれの税額の範囲で)
  • それぞれが団信に入れる

くわしくは住宅ローン控除とは?共働きの使い方も参考に。

落とし穴①:片方の収入が減ると一気に苦しい

ペアローンは二人の収入を前提に組むため、育休・時短・転職・離職などで片方の収入が減ると、返済がきつくなります。「二人で組めば多く借りられる」からと上限まで借りると、収入減のときにリスクが跳ねます。片方の収入が減っても返せる範囲かを必ず確認しましょう。

落とし穴②:団信は「各自の分」だけ

ペアローンはそれぞれが自分のローン分の団信に入ります。つまり、片方が亡くなっても、消えるのはその人のローンだけ。もう片方のローンは残ります。「団信があるから安心」と単独ローンと同じ感覚でいると、必要保障額を見誤ることがあります。

落とし穴③:諸費用が2本分

ローンを2本組むため、事務手数料・登記費用などの諸費用が2契約分かかることがあります。総コストで比較しましょう。

落とし穴④:離婚・売却時が複雑

万一の離婚や売却時、ペアローンは名義・負担・団信の扱いが複雑になりがちです。可能性は低くても、仕組みは理解しておくと安心です。

まずは世帯の土台を数字で

住宅ローンの組み方は、保険・貯蓄・他の控除まで含めて世帯全体で考えると判断しやすくなります。全体像は共働き夫婦の住宅・住宅ローンガイド、判断軸は賃貸 vs 購入を参考に。

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