お金のガイド ── ふるさと納税
ふるさと納税のやり方は?ワンストップ特例と確定申告の違い【共働き向け】
文:手取りの番人(元・大手保険会社の営業)約3分で読めます
「ふるさと納税、お得なのは知ってるけど、やり方がよく分からない」——そんな声はとても多いです。実は流れはシンプルで、①限度額を知る → ②寄付する → ③控除の手続きをするの3ステップ。この記事では、特につまずきやすい「③控除の手続き」を、共働き夫婦向けに整理します。
ふるさと納税の基本の流れ
- ① 自分の限度額を知る:年収や家族構成で、自己負担2,000円で済む上限額が決まります。共働きは一人ひとりが自分の名義で、自分の限度額を使えます。
- ② 寄付する(返礼品を選ぶ):ポータルサイトから寄付。返礼品を受け取れます。
- ③ 控除の手続きをする:これをやらないと税金の控除が受けられません。手続きは次の2通りです。
控除の手続き①:ワンストップ特例(確定申告が不要な人向け)
会社員などで確定申告をしない人は、「ワンストップ特例」が使えます。
- 寄付先が1年で5自治体以内であること
- 各自治体に申請書を提出すること(寄付ごとに手続きが必要)
条件を満たせば、確定申告なしで控除が受けられます。手軽ですが、5自治体を超えると使えない点に注意です。
控除の手続き②:確定申告(こんな人はこちら)
次のような場合は、ワンストップ特例ではなく確定申告で手続きします。
- 寄付先が6自治体以上になった
- もともと確定申告をする(医療費控除・住宅ローン控除の初年度・個人事業主 など)
確定申告では、寄付の証明(寄附金受領証明書や、ポータルの年間寄付額の証明)をもとに申告します。
制度の要件・手続きは変わることがあります。最新の内容や締切は、各自治体・国税庁の情報でご確認ください。
共働きで気をつけたい3点
- 名義は寄付する本人で。夫の限度額の範囲は夫名義、妻の分は妻名義で寄付します(他方の名義で寄付すると、その人の控除枠を使うことになります)。
- 自治体数はワンストップの5つ以内を意識(超えるなら確定申告へ)。
- 年内(12月31日まで)の寄付がその年の対象。年末は駆け込みで混みやすいので、早めが安心です。
まずは"二人分の限度額"を知るところから
ふるさと納税でいちばん大事なのは、自分たちの限度額を正しく把握して、枠を取り逃さないこと。くわしくは共働き夫婦のふるさと納税、限度額はいくら?も参考にしてください。
手取りラボの無料診断では、世帯二人分のふるさと納税の限度額の目安を、保険・iDeCo・NISAの改善余地と合わせて“円”で確認できます。まずは「あといくら枠が残っているか」を見てみてください。
